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1992年4月25日。
それまでにも、覚醒剤所持で逮捕や不倫などの報道で、「10代の教祖と呼ばれるロック歌手」程度の認識を持っていました。でも、本当の意味で“尾崎豊”を知ったのは、東京都文京区の護国寺で行われた彼の葬儀で、40,000人を越す若者たちが涙を流しながら絶叫するシーンが放映され、「I LOVE YOU」が流れてきた瞬間でした。
「えっ
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話はさらに5年さかのぼります。
1987年3月27日。
「急に遠くへ行くことになりました。黙って行っちゃってゴメンナサイ。
純君のこと大好きです。いっぱいいっぱい いいことあるように。―れい」
その日、TVで放映された「北の国から−'87初恋」がとにかく素晴らしくて、特に、れいちゃんが満男、じゃなかった黒板純に送ったカセットテープから流れてくるメロディに、なんて透明感のある曲なんだろうと心が震えました。
色気のある歌声、切ない歌詞…。そこには、死ぬほど人を好きになった経験のある方なら誰もが知る“あの感覚”が、みごとに封じ込められていました。
これはただ者の仕業じゃない…そう感じながらも、当時は「北の国から」のテーマ性の素晴らしさに心を奪われ、明治通り沿いのビデオ屋さん通いの毎日でした。
第1話〜24話、さらに'83冬、'84夏をビデオ鑑賞した後は、新作の発表を待つ日々が10年以上も続きました。'87初恋以降の9作を加え、2002年9月に終了したこのシリーズは日本が生んだTVドラマの金字塔
話が脱線してしまいました。とにかく、その後も時折、北の国からで使われる、れいちゃんの回想シーンの曲はず〜っと気にかかっていましたが、結局、縁を結べないままに尾崎の死を迎えることになります。
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享年26歳。
この日を境に、尾崎豊 ― この孤高の天才の、生きることの苦しみや孤独を知る旅に出たわけですが、今、振り返ってみると、それは、まさに自分探しの日々でもありました。
「生きること それは日々を告白してゆくことだろう…」by 尾崎豊
この言葉はそのまま、今の私の座標軸になっています。
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