メンバーの勧めにしたがい、blogをはじめるにあたって、テーマを思い巡らせました。
辞書によれば“
言葉”は「人の発する音声のまとまりで、その社会に認められた意味を持っているもの。感情や思想が、音声または文字によって表現されたもの。」とあります。
聖書には「はじめに
ことばありき」と記され、ギリシャ語ではロゴス=真理を意味するとも云われる
ことば。
古来、日本でも
言の葉には霊的な力が宿るとされ、声に出したことばが、現実の事象に対して何らかの影響を与えると信じられていました。
しかし、現代ほどこの
ことばが蔑ろにされている時代はありません

。政治に深く関与したことで、今はこの思いをさらに強くしています。
そこで、本blogでは、暗くおぞましい事件が続発し、気が滅入ることも多い日々の生活の中で、ホッと心が和むエピソードや、印象に残った素晴らしい詩、絵画や音楽、忘れられない感動など、“
ことば”をキーワードに、あかるい話題に焦点をしぼって書き綴っていくことにしました

。
「歌は世につれ〜」と同じように、時代の変遷とともにCMも大きくその表現方法を変え続けながら今日に至っています。
広告主数が、1990年前後をピークに下降の一途をたどったCM業界も、ここにきてようやく下げ止まった感がありますが、たった15秒に何を盛り込むのかは、つとにスポンサーのテーゼにかかっています。
CM評論家を自任する私が考える良いCMの条件は、「インパクトがあり、決して下品でなく、“ほんのり”、“暖か”、“切ない”等の余韻を永く保たせるもの。そして何よりスポンサーの明確な理念がダイレクトに伝わってくるもの」です。その際、特に“
言葉”は重要な役割を果たします。
「音楽、この不思議な時間の貯蔵庫」たしか、maxellかTDKのTVコマーシャルで使われていたキャッチコピーです。
(どなたかご存知の方がいらっしゃればご一報下さい!)
ラジオから流れる懐かしいメロディーに思わず

した経験をお持ちの方もいらっしゃると思います。その音楽に触れた瞬間、あらゆる記憶が呼び起こされるように、かつてのホロ苦い(甘い?)時代の思い出はもちろん、鼻にツーンとくる匂いや時間帯、気候までもが肌感覚にまでよみがえってきます。
(このあたりの機微は、脳と音との関係の研究では日本の第一人者であるメンバーの
黒木博士に解明してもらうとして、)このキャッチはそんな感覚を見事なまでに切り取り、“
言葉”に込めることに成功した、四半世紀を経た今も色褪せることのない秀逸コピーです。
このコピーをblogタイトルに戴き、本日、10月1日より、正式に「志信会−大西会長blog」スタート

(※本日、阪急と阪神が経営統合されました

。)